2011年 6月15日更新

「鎌倉大谷記念美術館見学」



                    酒井 一郎

614日(土)午前10時、JR鎌倉駅西口に掲題の開催で、
生田、小野田、三好の諸氏ならびに、篠崎、藤盛、俣野、
酒井の各夫妻の計
11名が集まった。

 早速、鎌倉大谷記念美術館に向かった。10分余で到着したが、建物はちいさな緑の縁の山肌に囲まれ、静寂な環境の中「あり、美術館というより、瀟洒な邸宅が佇んでいると言う感じがした。その筈で、美術館はホテルニューオータニ前会長、故大谷米一氏の邸宅を家族の方々で、1997年5月に美術館として開館させたと記されていた。 

 当日は「東西の水辺の情景」-清方からデユフィまでの特別展が展示されていた。色彩の魔術師と呼ばれるデユフィ(1887から1995)の作品、海の絵「トウルーヴィルの波止場」、競馬の絵「ドーヴィルの競馬」、音楽の絵「黄色いコンソール」など色彩と造形の美しさを鑑賞し、館内の窓からは、美しい庭と緑に包まれた鎌倉の街、その向こうには海が眺められた。

 11時30分ごろには、美術館を後にして、江ノ電、稲村ガ崎で下車、1ランチに向かお。海岸方向に3分も歩けば、本日のレストラン、ベーカリーレストランPeter’sにたどり着く。

 腹ごしらえと歓談を終えた後、再び江ノ電で隣の極楽寺で下車、「紫陽花」の観賞をかねて成就院に向かう。徒歩56分。最後は緩やかな坂道を少し登る。鎌倉幕府第三代将軍執権北条泰時が建立したとされる。参拝後、有名な紫陽花を見ようとしたが、兎に角凄い人でチラッと見ただけで、十分な鑑賞とはいかなかった。

 極楽寺駅に戻る途中、駅に隣接している極楽寺(1259年北条義時の三男重時が建立)にも参拝し、本日の予定を終了し(午後2時10分)、現地解散とした。 この時期の鎌倉は人出が多く、江ノ電は常に満員、土、日は避けた方が良さそうだ。

(追記:鎌倉大谷記念美術館は、入り口の門がつつじで囲まれています。美術館の方が5月にくれば、素晴らしいと話してくれました。5月には素晴らしいつつじの花が迎えてくれるでしょう。俣野)


日本ボストン会 The Boston Association of Japan

日本ボストン会 The Boston Association of Japan